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「完成リスク」を抱える映画製作でのデットファイナンスの論点

ファンドの活用などで、完成リスク低減スキームの構築を

西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 /本柳 祐介

投稿日2026.03.13. /週刊金融財政事情

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日本における映画製作は、完成リスクや興行リスクの高さからエクイティーによる資金調達が合理的になっているといえる。他方、海外では「完成保証」(completion bond)を提供する事業者が存在することで、デットファイナンスを活用し、より効率的かつ大規模な資金調達が可能となっている。日本でも、映画の完成に必要な制作管理能力を備えた主体がファンドを組成するなど、完成リスクを前提としたデットファイナンスの商品化に向けたスキームの構築が期待される。

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もとやなぎ ゆうすけ
01年早稲田大学法学部卒、03年司法修習終了(56期)。10年コロンビア大学ロースクール(LL.M.)卒。03年西村あさひ法律事務所入所。投資ファンドを含むアセットマネジメント、会社の資金調達、金融業関係規制などを中心に手掛ける。