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共同化の先に描く次世代の地銀勘定系システムの姿

既存の共同化スキームの枠を超えた共通プラットフォームを展開

日本IBM 常務 /孫工 裕史

日本IBM 執行役員 /髙田 充康

投稿日2025.04.25. /週刊金融財政事情

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当社は2024年10月1日、三菱UFJ銀行、インターネットイニシアティブ(IIJ)と共同で「金融ハイブリッドクラウド・プラットフォーム」を発表し、同日からその提供を開始した。これは複数の共同化スキームの枠を超えた「共同化の共同化」の施策であり、このプラットフォームを活用することで、地域金融機関はいっそうのメリットを得られるようになる。今後はこれをベースに、アプリケーション領域やサイバーセキュリティー対応など共同化の対象範囲を拡大させ、金融機関のシステム高度化を支えていく。

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そんく ゆうじ
98年日本IBM入社後、金融機関担当として数多くの経営課題解決を支援。18年からコンサルティング事業本部において大手金融機関や地銀向けのサービス・ビジネスを推進。20年執行役員コンサルティング事業本部金融サービス事業部担当。24年4月から常務執行役員同担当(現職)。

たかだ みちやす
日本IBM入社後、製造業を担当の後、製品技術営業として活動。北京赴任などを経てブロックチェーン事業や買収した米レッドハット社とのグループシナジー強化を推進。21年7月から大手金融グループを担当。22年1月から執行役員テクノロジー事業本部金融第一事業部長(現職)。

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