解説

ファミリービジネスに不可欠な「創発的番頭」育成プロジェクト

事業承継後の新たな「右腕人材」に求められる人間力を養成

イキナセカイ 代表 /安川 幸男

リバイタライズ CEO /片桐 豪志

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

国内のファミリービジネスにおいて「番頭」は不可欠な存在であった。しかし経営者の代替わりに伴い、二人三脚で歩んできた番頭も一緒に引退することは珍しくないため、新たな経営者は自身の番頭を育てなければならない。そこで京都北都信用金庫とイキナセカイは共同で「ミギウデ塾」を始めた。地域金融機関には、地元中小企業の人材育成・開発を担う育成機関としての役割が新たに期待されている。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

やすかわ ゆきお
出版社などを経て、01年NTTデータ入社。15年間NTTグループで事業開発・戦略を担当。16年鳥取県へ移住。鳥取県庁へ入庁し、商工労働部で起業家支援を担当。18年から鳥取銀行で若手後継者育成、非金融ビジネスを推進。20年イキナセカイ設立。同年から神戸大学客員教授。

かたぎり つよし
三菱総合研究所、デロイト、マッキンゼーを経て、23年Revitalize(リバイタライズ)創業。中小企業、スタートアップのイノベーション・産学連携の政策・事業の企画立案・実行支援を行う。デロイトではパートナーを務め、イントレプレナーとして多数の新規事業立ち上げとスケールアップを実現。