ジャパンネクスト証券 CEO /山田 正勝
政府が掲げる「資産運用立国」を実現するためには、資産運用業の改革にとどまらず、多くの投資家に参加してもらえるよう、サービスの多様化などを通じた取引市場間競争を活性化させることが欠かせない。こうしたなか、夜間取引を行える私設取引システム(Proprietary Trading System=PTS)の役割に対する期待も高まりつつある。国内最大のPTS市場運営者であるジャパンネクスト証券の山田正勝CEOに、業界の展望と日本企業が成長するためのヒントを聞いた。(編集部)
やまだ まさかつ
89年慶應義塾大学卒、野村証券入社。99年金融庁入庁、金融検査や各種マニュアル作成に従事。その後、BNPパリバ証券やみずほ証券でリスク関連のシニアポジションを経て、15年SBIジャパンネクスト証券(現ジャパンネクスト証券)入社。20年から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2024年9月17日号