特集農業分野で輝く銀行

魅力的なビジネスモデルを模索する三井住友FGの挑戦

山積する課題解決に向けて金融グループとしての力を結集

日本総合研究所 創発戦略センター チーフスペシャリスト/三井住友銀行 社会的価値創造推進部 部長 /三輪 泰史

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

三井住友銀行が2016年、秋田県に国内金融機関として初めて農業生産法人(現農地所有適格法人)を立ち上げたとき、「銀行が農業に参入するのか」といぶかしげに思った人は多かったのではないか。この法人の役割は、農業における魅力的なビジネスモデルを探ることだ。課題山積の農業は変革のときを迎えている。金融グループとして、スマート農業や6次産業化などで商機を得るだけでなく、食料安全保障や地域活性化に寄与することが求められる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

みわ やすふみ
04年東京大学大学院修了、同年日本総合研究所入社。08年東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻博士課程単位取得退学。