解説

金利上昇局面でこそ「王道」に回帰すべき地銀の有価証券運用

市場環境を踏まえて運用戦略を策定し、着実に実行せよ

オールニッポン・アセットマネジメント 情報・リスク戦略部 次長 /浅田 直樹

オールニッポン・アセットマネジメント 金融ソリューション部 次長 /青山 広木

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

円金利上昇局面に入り、地域銀行においても有価証券運用への要求水準が高くなる環境を迎えている。今こそ地銀の有価証券運用は、その「基本」かつ「王道」に立ち戻るべきである。具体的には、「シナリオ・相場観の醸成と運用ポートフォリオのモニタリング」「具体的な運用戦略の策定」「最適な運用ツールの導入」の三つの取り組みを通じて、運用ポートフォリオの継続的な収益力向上を図る必要がある。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

あさだ なおき
91年第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。以来、国際資金為替部(円金利スワップ・オプション)、リスク統括部(市場リスク)、業務監査部(市場・流動性リスク)など、主に市場リスク管理業務を中心に携わった後、22年3月オールニッポン・アセットマネジメント入社。

あおやま ひろき
95年東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行。以来、市場営業部(商品開発・アドバイザリー)、資金証券部(ALM)、証券出向(商品戦略、市場企画)、投資運用部(ファンド運用)など、広く市場業務に携わった後、24年4月オールニッポン・アセットマネジメント入社。