特集攻めと守りのデジタルマーケティング

デジタルマーケティングで顧客情報を利用する際の留意点

顧客情報の保護に配慮した上で最適なサービスの提供を心掛けよ

森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士 /篠原 孝典

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金融機関においても、DX推進とともにデジタルチャネルが増加している。こうしたなか、デジタルチャネルで取得した顧客情報を分析し、顧客ごとにパーソナライズした最適なチャネルで最適な施策を講じるデジタルマーケティング戦略が重要性を増す。本稿では、個人顧客に関する情報と法人顧客に関する顧客情報を分け、金融機関がデジタルマーケティングにおいて顧客情報を利用する際に順守すべき事項を概説する。

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しのはら たかのり
00年東京大学法学部卒、アメリカンファミリー生命保険入社。09年弁護士登録。同年森・濱田松本法律事務所入所。11~13年金融庁総務企画局企画課調査室(専門官)、20~22年同監督局総務課(課長補佐)、同金融サービス仲介業・電子決済等代行業室、同法令等遵守調査室と2度の出向を経験。24年パートナー就任。