特集再考 オペレーショナル・レジリエンス

現在のオペレジ対応に求められる組織を横断した包括的な管理

管理ツールも駆使しつつ、社内全体で効率的なリスク管理を徹底

EYストラテジー・アンド・コンサルティング シニアマネージャー /江成 秀午

EYストラテジー・アンド・コンサルティング マネージャー /吉田 真

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

業務のデジタル化やサードパーティーサービスの利用拡大によるIT環境の複雑化、自然災害リスク、感染症拡大など、金融サービスのレジリエンスを取り巻く環境は絶えず変化し続けている。金融機関の長期的な成長には、多様な変化による潜在的リスクを捉え、オペレーショナル・レジリエンスを持続的に確保していくことが必要不可欠だ。本稿では、金融機関のオペレジ確保に向けた取り組み事例やその課題を紹介しつつ、真に有効なオペレジの在り方について考察する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

えなり しゅうご
大手監査法人、大手損保、外資系コンサルティングを経て、EYストラテジー・アンド・コンサルティング入社。金融機関向けのオペレーショナル・レジリエンスのサービスをはじめ、ITガバナンス、AIガバナンス、サイバーセキュリティー、DX・デジタルリスクに関連するサービスを担当。

よしだ まこと
大手信託銀行、メガバンク、大手監査法人を経て、22年から現職。金融機関・事業法人向け内部監査・リスク管理・コンプライアンス・内部統制に対するアドバイザリー業務のほか、豊富な先進的計測手法に基づくオペレーショナル・リスク計測、バーゼル規制対応やオペリスク管理全般の業務経験を有する。