解説

ジャニーズ事務所と宝塚歌劇団が失敗した「謝罪会見」の教訓

弁護士が対応を誤れば新たな社会的批判を招きかねない

郷原総合コンプライアンス法律事務所 弁護士 /郷原 信郎

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2023年は相次いで重大不祥事が表面化した。芸能関係の組織では、ジャニーズ事務所で創業者・元社長の故ジャニー喜多川氏による未成年者に対する性加害問題、宝塚歌劇団で「劇団員が過酷な長時間労働・いじめによって自殺した」と遺族が訴えた問題があった。いずれの問題でも弁護士が対応に関与し、記者会見が行われたが、そこでの対応が新たな社会的批判を招いた。この二つの謝罪会見の失敗は、不祥事対応における弁護士の役割を考える上で貴重な教訓となり得る。

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ごうはら のぶお
東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、06年に弁護士登録。08年郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。これまで総務省顧問、総務省年金業務監視委員会委員長、横浜市コンプライアンス顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長などを歴任。