解説

AI開発とデータ利活用による新たな価値創造への挑戦

「内製化」「民主化」「生成AI」の3本柱で進めるデジタル変革

福井銀行 事務企画グループ 事務企画チーム /村野 和直

福井銀行 事務企画グループ 事務企画チーム /伊部 浩章

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福井銀行は、2022年4月にスタートした中期経営計画において「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」のために、AIやデータを積極的に活用して、デジタル技術によるサービスの変革(DX)とサービスの質の向上を実現することを掲げている。そのため、デジタル化推進ワーキンググループ・データ利活用部会を立ち上げ、行内のデータ利活用を進めてきた。本稿では、データ利活用部会の3本柱である「内製化」「民主化」「生成AI」への取り組みを紹介する。

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むらの かずなお
96年早稲田大学理工学部卒、同年福井銀行入行。現在は生産性向上、データ利活用に関する業務に従事。

いべ ひろあき
04年早稲田大学大学院理工学研究科情報科学専攻修了。野村総合研究所での勤務を経て、11年福井銀行入行。現在はデータ利活用、AI開発に関する業務に従事。