解説

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サステナビリティー戦略を実装すべく経営戦略と統合を

きれいごとで済まさない経営層の当事者意識が組織浸透に不可欠

KPMG FAS ディレクター /山口 嘉毅

KPMG FAS ディレクター /永田 祐介

投稿日2023.12.22. /週刊金融財政事情

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 企業のサステナビリティーに関する考え方や取り組みに関する外部発信への要求・期待が、有価証券報告書での開示義務化を契機としてますます高まっている。投資家は、経営戦略との統合や組織全体への定着化に一段と注目するようになってきた。本稿では、サステナビリティー情報の開示の在り方や、企業の経営者やサステナビリティー担当部署の取り組み姿勢なども踏まえ、サステナビリティー戦略の実装に向けた課題とそれらの解決の方向性について紹介する。

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やまぐち よしき
コンサルティング会社、テクノロジー会社を経て、KPMG FAS入社。戦略と実装をつなぐことを目的に、組織や人に働きかけ、変革を推進することにより、企業の活性化に貢献してきた。専門領域は、組織変革、チェンジマネジメント。主な著書『図解でわかる ESGと経営戦略のすべて』(共著、日本実業出版社)。

ながた ゆうすけ
大手監査法人を経てKPMG FAS入社。財務デューデリジェンスを中心としたM&A関連業務に従事した後、サステナビリティー戦略の策定・高度化の支援やM&A案件におけるESGデューデリジェンスなどのESGアドバイザリー業務に注力している。公認会計士。主な著書『図解でわかる ESGと経営戦略のすべて』(共著、日本実業出版社)。