解説

地域を挙げた事業者支援に向けた石川県信用保証協会の取り組み

デジタル化や金融機関との連携で事業者支援エコシステムを実現

石川県信用保証協会 総務企画部長 /猪谷 浩之

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ゼロゼロ融資の返済本格化を迎え、経済産業省、金融庁、財務省は8月30日、「挑戦する中小企業応援パッケージ」を公表した。経営改善、再生、再チャレンジの各フェーズと中小企業の状況に応じた支援の強化に係る重点施策が取りまとめられている。なかでも、事業者数では最大のボリュームを占めるとみられる経営改善フェーズの施策のトップには「信用保証協会による経営改善支援の強化」が掲げられ、信用保証協会への期待の大きさが表れている。こうした動きを踏まえ、本稿では、石川県信用保証協会の事業者支援に関する特徴的な取り組みを紹介したい。

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いのたに ひろゆき
86年石川県信用保証協会入協。企画課長、保証1課長(創業・再生支援)などを経て、18年4月営業部長兼企画担当部長として、保証審査部門と経営支援部門を統括、事業計画、業務改革、システム部門等を兼務、22年4月から現職。23年6月に信用保証協会として初めて組成した「マーケティングチーム」などを担当。