解説

経営戦略とIT戦略の連携強化へ、勘定系システムをクラウド化

安定稼働を確保し、費用削減とモダナイゼーションを実現

オリックス銀行 管掌役員補佐 /広瀬 義行

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

オリックス銀行は2023年2月、勘定系システムをクラウド化した。システム更改は2年10カ月を要し、総工数約1,000人月、ピーク時メンバー110名に上るプロジェクトとなった。今回のプロジェクトでは、既存の勘定系システムが抱えていた課題の解決とともに、今後の経営戦略を支えていくための基盤整備にも取り組んだ。経営戦略と密接に連携する、オリックス銀行のIT戦略を報告する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

ひろせ よしゆき
慶應義塾大学経済学部卒。三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。住友信託銀行(現三井住友信託銀行)、外資系コンサルティング会社を経てオリックス入社。オリックス・システム専務執行役員を経て現職。システム開発・統括とリテール企画を中心とする業務・プロジェクトを歴任。IT統括部、システム第一部・第二部、デジタル戦略推進部を管掌補佐する。