解説

銀行が踏み出す資本コストや株価を意識した経営実現への一歩

開示内容から見えてくる銀行が重視するROE・PBR向上策

大和総研 コンサルタント /縣 賢太郎

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東証からの「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請に対する進捗状況は、ROE(自己資本利益率)やPBR(株価純資産倍率)が低位である銀行業で最も進展が見られる。しかし、この取り組みを一過性で終わらせてはならない。本稿では、現時点の開示内容から見えてくる銀行が重視するROE・PBR向上策を整理・紹介したい。

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あがた けんたろう
17年日本取引所グループ入社。東京証券取引所にて、株式売買のモニタリングや株式売買制度の企画・設計業務に従事。22年から大和総研へ出向、資本市場関連のアドバイザリー業務を中心に従事。