特集観光業参入から始める地域活性化

「地域創生」の旗印の下、地域金融機関と二人三脚で歩む

〈インタビュー〉金融機関のネットワークを地域活性化にフル活用

山形県西川町 町長 /菅野 大志

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山形県のほぼ中央に位置する西川町は、人口減少と高齢化問題に直面している。そうしたなか、2022年4月に当選した45歳の町長がリーダーシップを発揮して反転攻勢に打って出た。中央官庁で長く働いた経歴を持つ菅野大志町長に、地域創生における方策と金融機関に求める役割について聞いた。(編集部)

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かんの だいし
78年山形県西川町で生誕。01年早稲田大学卒業後、財務省東北財務局入局。06年金融庁監督局銀行第一課、08年財務省東北財務局金融監督第一課、18年金融庁総合政策局地域課題解決支援チーム、19年金融庁監督局総務課地域課題解決支援室、21年内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、22年内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局、22年4月から現職。公務員と金融機関の交流の場、一般社団法人ちいきん会の創設者。