新聞の盲点

勢い増す金融犯罪被害の増加、「口座売買」対策こそ急務

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

特殊詐欺やネットバンキングの不正送金など金融犯罪の被害が拡大を続けている。2022年における特殊詐欺の被害額は、8年ぶりに増加に転じた。足元ではフィッシングによるネットバンキングの不正送金が急増しており、今年上半期の被害額はすでに昨年(1年間)の2倍の水準だ。被害がやまない背景には、横行する「口座売買」がある。金融機関では、取引モニタリングの高度化や継続的顧客管理の実効性向上を通じた対策強化が急がれる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら