特集地殻変動激化! 住宅ローンビジネス

金利変動リスクに対して金融機関が取るべき戦略

金利引き下げ競争から脱却し、付加価値のあるサービス提供を

MFS 取締役COO /塩澤 崇

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

今春のわずかな固定金利上昇に顧客は敏感に反応した。商品性や金利情報がリアルタイムでインターネット上にあふれ、商品比較が当然となった昨今、住宅ローンを選ぶ顧客の目はシビアになっている。今後の住宅ローン競争では、テックの活用や付加価値のある独自サービスの提供による差別化がいっそう重要になるだろう。ここでは、金利変動リスクの意識される世界で、住宅ローンを提供する金融機関が取るべき戦略を解説する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

しおざわ たかし
06年東京大学大学院を修了後、モルガン・スタンレー証券にて住宅ローン証券化に従事。09年ボストン・コンサルティング・グループで金融機関向けコンサルティング等を経験。15年から現職。住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の金融機関提携やマーケティングを管掌し、住宅ローンプラットフォームを構築中。