特集地銀が目指す「PBR1倍」への道

ROE向上と株主資本コスト抑制で目指す企業価値向上

ROEの成長ドライバーとなる「ソリューションビジネス」

コンコルディア・フィナンシャルグループ 取締役 /小野寺 伸夫

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コンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)は今年5月の決算説明会において、企業価値向上に向けた考え方を示した。これまでも社内で資本活用に関する議論を重ねてきたことから、東京証券取引所の要請に合わせたタイミングで開示できた。当社の企業価値向上に向けた基本戦略はシンプルで、「株主資本コストを上回るROEを実現する」というものだ。27年度までに7%程度のROEを目指し、「PBR1倍」も視野に、一歩ずつ企業価値向上に努めていく。

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おのでら のぶお
95年慶應義塾大学経済学部卒、横浜銀行入行。17年横浜銀行溝口支店長、19年コンコルディアFG経営企画部長、事業戦略企画室長(兼横浜銀行総合企画部長、会議事務局長)、21年横浜銀行執行役員、22年4月コンコルディアFG執行役員(兼横浜銀行取締役)、22年6月から現職(横浜銀行代表取締役常務執行役員を兼務)。