特集メガバンクが描く東南アジア戦略

マルチフランチャイズ戦略はまいた種を成長軌道に乗せる局面に

グループ内外の連携を通じたシナジーの創出に取り組む

三井住友銀行 執行役員 事業開発部長 兼 アジア事業部部長 /吉村 昌浩

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

前中期経営計画では、引き続き高成長が期待できるアジアをターゲットとした「マルチフランチャイズ戦略」を加速させるための投資を実施してきた。東南アジアでは、これまで地盤強化を進めていたインドネシア以外の国でも戦略展開の足がかりをしっかり得たことは前中計の成果だ。今後は「マルチフランチャイズ戦略」の第2フェーズとして、SMBCグループとのシナジーを創出して出資先企業の成長を促していくことがテーマになる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

よしむら まさひろ
95年東京大学法学部卒、住友銀行(現三井住友銀行)入行。大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ、国際業務企画や経営企画を経て、買収戦略を担う事業開発部を立ち上げ。以来、アジア地域を含むインオーガニック投資を主導。米ペンシルバニア大LLM修了。