解説

サステナビリティー情報開示とその「保証」を巡る最新動向

国際基準策定に向けて、国内の各ステークホルダーの貢献に期待

BIPROGY 社外監査役 /水口 啓子

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サステナビリティー情報の開示へのニーズとともに、それに対する第三者保証のニーズも顕在化している。今年6月にISSB(国際サステナビリティ基準審議会)により開示に係る第1弾の基準が最終化される中で、IAASB(国際監査・保証基準審議会)などによるサステナビリティー情報開示に関する保証基準の開発も視界に入っている。日本基準にも大きな影響を与え得る国際基準の策定に、各ステークホルダーがいかに貢献し得るかに注目したい。

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みずぐち けいこ
JPモルガン、S&P、PwC、アジア開発銀行研究所等を経て、23年4月に独立行政法人評価制度委員会委員(非常勤)および上場会社等監査人登録審査会委員(非常勤)に就任。企業会計審議会・監査部会/内部統制部会委員、公認会計士・監査審査会委員、金融審議会「ディスクロージャーWG」メンバー、ASBJ専門委員等を歴任。著書に「本気で取り組むガバナンス・開示改革」(中央経済社、20年)等。21年6月から現職。