解説

「ウェブ3会計問題」の本質と現行制度下における対応策

急がれる暗号資産発行企業の会計監査の機会確保

水地一彰公認会計士事務所 公認会計士 /水地 一彰

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web(ウェブ)3ビジネスの展開が期待される中で、暗号資産の発行に関しては法務や税務の面で制度が整備されてきた。他方、会計基準については整備が追い付いていない。本稿では、筆者が考える「ウェブ3会計問題」の全体像を示し、これを要素分解した上で、現行制度下において上場企業として暗号資産を発行する方法を模索する。

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みずち かずあき
公認会計士、税理士、米国公認会計士(ワシントン州)。07年からEY新日本監査法人にて大手企業の会計監査、IPO支援に従事。17~19年経済産業省に在籍。事業再生、事業再編、スタートアップ支援政策の企画・立案に従事。22年に独立して現職。ウェブ3スタートアップを支援している。