特集ネット銀行の新たな鼓動

上場を機に、銀行から「テック企業」への進化を目指す

〈インタビュー〉BaaSと銀行事業のシナジーで成長を加速

住信SBIネット銀行 CEO /円山 法昭

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昨年3月にロシアのウクライナ侵攻を受けて、予定していた上場を中止していた住信SBIネット銀行。今年は2度目のチャレンジを行い、3月29日には国内のネット銀行で初めて上場を果たした。上場時の時価総額は昨年の想定を4割程度下回る約1,800億円となったが、それでも上位地銀に匹敵する水準となった。一方で、同社は銀行の枠を超えた「テック企業」を目指しており、現状の株価に満足している訳ではない。上場を機にいかにして企業価値を向上させていくのか──。円山法昭社長に話を聞いた。(編集部)

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まるやま のりあき
89年神戸大学経営学部卒、東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行。00年イー・ローン(現SBIHD)入社。06年SBIHD取締役、12年SBIモーゲージ(現アルヒ)CEO兼COO、13年SBIHD取締役、14年SBIモーゲージCEOを経て、14年から現職。