解説

日本銀行2022年度考査の実施方針と要点解説

感染症や海外金利の上昇も踏まえリスク管理状況等を確認

日本銀行 金融機構局 考査企画課 課長 /藤原 茂章

日本銀行 金融機構局 考査企画課 考査企画グループ長 /渡辺 成行

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2022年度の考査では、信用リスクに関し、感染症のビジネスへの累積的な影響のほか、返済に伴う債務者企業の資金繰りへの影響等を点検する。市場リスクに関しては、地政学的リスクの高まりや海外金利の上昇が見られる中で、リスクテイクに応じたリスク管理の状況を確認する。金融システムを取り巻く環境の変化を踏まえ、考査とオフサイトモニタリングの一体的運用の強化に努めるほか、リスクベースアプローチに基づき、金融機関の負担軽減と考査運営の一層の効率性向上を図るため、一部の地域金融機関に「短期考査」を導入する。

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ふじわら しげあき
99年日本銀行入行。金融機構局、大阪支店、金融市場局、企画局などを経て、21年6月から現職。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、ロンドンビジネススクール・ファイナンス修士課程修了。

わたなべ しげゆき
99年日本銀行入行。発券局、金融庁総務企画局、決済機構局などを経て、21年7月から現職。東京大学法学部卒、ハーバードロースクール修了。