解説

国際預金保険協会の活動における預金保険機構の取り組み

付保預金者への払い戻しから破綻処理まで幅広く議論

預金保険機構 理事長 /三井 秀範

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国際預金保険協会(IADI)は、預金保険機関の国際的ネットワークとして設立され、今年20周年の節目を迎えた。筆者は、昨年3月に現職に就き、当機構を代表してIADIの活動に参画してきたが、当機構の業務運営の在り方を考える上でも有益な示唆を得る機会となっている。本稿では、IADIのこれまでの活動と当機構の取り組みについて振り返るとともに、金融環境の急速な変化に対応したIADIの足元の動向および方向性について紹介したい。

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みつい ひでのり
83年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省。15年金融庁検査局長、18年同庁企画市場局長。19年の退官後は、森・濱田松本法律事務所客員弁護士(弁護士登録20年3月~21年2月)や東京大学大学院法学政治学研究科特任教授(専門分野は金融法、金融商品取引法)等を経て、21年3月から現職。