特集秩序を変える「組み込み型金融」

BaaS機能を活用したNTTドコモのデジタル金融サービス

〈インタビュー〉「dポイント」でお得を還元し、ドコモユーザーが「使わないと損」する口座に

NTTドコモ 金融ビジネス部 FinTech推進室 担当部長 /進藤 丈二

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NTTドコモは、三菱UFJ銀行が提供するBaaS(Banking as a Service)機能を活用し、2022年中に自社のユーザー向けにデジタル金融サービスを始める。銀行口座サービスのほか、住宅ローンや投資サービスの提供も予定している。携帯キャリアの銀行サービスとしては後発となるが、「dポイント付与をメリットに、数百万のユーザー獲得を目指す」としており、8,700万人もの顧客基盤を持つ「巨人」がついに動き出す。どのような展望を描いているのか。プロジェクト責任者の進藤丈二担当部長に話を聞いた。(編集部)

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しんどう じょうじ
大阪大学大学院卒、03年NTTドコモ入社。NFC/フェリカ関連サービス開発や、現職の前身組織にて金融・決済領域の事業創出を担当。その後、日本電信電話への転籍出向を経て、20年から現職。