SBIグループによる新生銀行へのTOBは、銀行業界初の敵対的買収へと発展した。新生銀行は11月25日に臨時株主総会を開き、買収防衛策の発動を諮るが、ホワイトナイトが現れなければSBIによる子会社化を防ぐことは難しそうだ。SBIはTOBの成立によって同行を子会社化した後、出資比率のさらなる引き上げを視野に入れているとみられるが、その際、銀行持株会社の規制が障害となる。これを乗り越えるため、SBIは「グループ内再編」に動くと予想される。
SBIグループによる新生銀行へのTOBは、銀行業界初の敵対的買収へと発展した。新生銀行は11月25日に臨時株主総会を開き、買収防衛策の発動を諮るが、ホワイトナイトが現れなければSBIによる子会社化を防ぐことは難しそうだ。SBIはTOBの成立によって同行を子会社化した後、出資比率のさらなる引き上げを視野に入れているとみられるが、その際、銀行持株会社の規制が障害となる。これを乗り越えるため、SBIは「グループ内再編」に動くと予想される。