特集加速必至のガバナンス改革

解説 コーポレートガバナンス・コードと対話ガイドラインの改訂

投資家と企業との建設的な対話を通じて中長期的な企業価値の向上を

金融庁 企画市場局 企業開示課 課長補佐 /島貫 まどか

金融庁 企画市場局 企業開示課 係員 /松本 伸弥

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2021年6月、コーポレートガバナンス・コード(以下、本コード)および「投資家と企業の対話ガイドライン」(以下、対話ガイドライン)の改訂版が公表される予定である。本コードの改訂は18年に続いて2度目、対話ガイドラインは18年の策定後初めての改訂となる。今般の改訂について、幅広い関係者において的確な理解が深まり、コーポレートガバナンス改革の実効的な取り組みが広がっていくことが期待される。本稿では、改訂の経緯や今年4月に公表された改訂案の内容等についてその概要を解説する。

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しまぬき まどか
11年財務省入省。札幌国税局調査査察部や財務省主税局勤務を経て、16年米国ペンシルバニア大学ウォートン校留学。18年金融庁勤務、19年から現職。

まつもと しんや
20年金融庁入庁。以降、現職。