特集「地域経営人材」確保への挑戦

大企業人材の活用で地域企業の経営に新風を

〈インタビュー〉1万人規模の人材リストを整備し、マッチングを後押し

金融庁 監督局 審議官 /伊藤 豊

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大企業の人材を地域の中堅・中小企業とマッチングする「地域企業経営人材マッチング促進事業」がスタートする。求人企業と求職者の質を確保できる仕組みの下で、給与面などを政策的にサポートしながら、「都会から地方へ」「大企業から中小企業へ」という人材の流れを後押ししていく。マッチングを担う地域金融機関には、地域企業が必要とする人材を具体的な求人のかたちに「言語化」するなど、各段階での伴走支援を期待したい。

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いとう ゆたか
89年東京大学法学部卒、大蔵省入省。91年米国コーネル大学留学。大蔵省銀行局銀行課課長補佐(長信銀・信託担当)、金融監督庁監督部銀行監督第二課課長補佐、産業再生機構企画調整室上席企画官、東京証券取引所上席審議役、財務省主税局税制第二課長などを経て、15年財務省大臣官房秘書課長。19年から現職。埼玉県出身。