特集コロナで揺らぐ不動産 II

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コロナによって変革する「不動産テック」の世界

業界のパラダイムシフトを生む契機となり得る

アギャ・ベンチャー 共同創業者 /クナール・ルナワット

アギャ・ベンチャー 共同創業者 /井口 信人

投稿日2020.08.14. /週刊金融財政事情

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不動産業界は、実物資産という特性故にテクノロジーの浸透が遅れているが、新型コロナウイルス感染拡大とその対応策を受け、パラダイムシフトが起きつつある。これを機に、日本の不動産業界が最先端のテクノロジーの導入を図れば、米国のイノベーションにキャッチアップし、ひいては今後10年間のグローバルリーダーとしてのポジションを確立し得る。本稿では、米国の「不動産テック」のいくつかの事例を紹介し、日本の不動産業界の構造変化のヒントを示したい。

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Kunal Lunawat
Agya Ventures(アギャ・ベンチャー)共同創業者。同社設立以前は、ブラックストーン不動産投資部門にてキャリアをスタート。ハノーバー再保険にて商品開発に関与、その後不動産テック会社数社のアドバイザーおよび投資家として活躍。イェール大学にて経済学および国際関係学の学士号を、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBAを取得。

いぐち のぶひと
アギャ・ベンチャー共同創業者。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。米アマゾンにてマネジャーとして勤務後、米国最大ヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツにてシニア投資家として勤務。イェール大学にて化学の学士号を、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBAを取得。