解説

山形大学「産学金連携プラットフォーム」の挑戦

金融機関職員の企業支援活動を地域全体でサポート

山形大学 地域価値創成学 研究所長・教授 /小野 浩幸

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多くの地域金融機関が本業支援活動に取り組んでいるが、その多くは単独の取り組みにとどまっている。山形大学の「産学金連携プラットフォーム」では、大学が事務局機能を果たし、地域に本支店を置くほぼすべての金融機関が参加し、10年以上にわたって本業支援に取り組んでいる。本稿では、その活動の概要を紹介しつつ、こうした活動が求められる背景や、21世紀に求められる地域金融機関の姿について考察していきたい。

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おの ひろゆき
85年北海道大学卒、同年山形県庁入庁。99年山形大学工学部助手、01年山形大学助教授、03年山形大学大学院博士後期課程修了(博士号取得)、05年山形大学教授、13年大学院技術経営学専攻副専攻長、18年地域価値創成学研究所長。