特集海外M&Aの光と影

日本企業が失敗する要因とその対処法

性善説に基づく交渉姿勢、経験不足、トップの暴走を克服せよ

JPリサーチ&コンサルティング 顧問 /杉山 仁

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日本企業による海外M&A案件が急増している。しかし、成功率はせいぜい20%程度にとどまり、多大な国富の損失につながっている。海外M&Aの実務経験40年の著者が本稿で紹介する、どの企業でも簡単にできる対処法を実行に移すだけで、そうした状況はガラリと変わるはずだ。ぜひ、この対処法を用いて、日本企業の海外M&Aの成功率を飛躍的に高めてほしい。

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すぎやま ひとし
72年一橋大学卒、旧三菱銀行入行。米英に計11年間勤務し、海外M&A業務に従事。01年転出後、大手企業投資ファンドや上場事業会社で海外M&Aと買収後の経営に携わり、内外の投資先企業の取締役を務めた。実務経験をもとにした著書『日本一わかりやすい海外M&A入門』は、大手企業に研修用教科書として採用されている。