新聞の盲点

FFGと十八銀行の経営統合巡り、金融庁と公取委が対立

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ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行の経営統合が「無期延期」と発表されてから8カ月。統合破談の観測も強まる中、金融庁の有識者会議が「地域金融の課題と競争のあり方」と題する報告書を4月11日に公表した。報告書は、FFG傘下の親和銀行と十八銀行の合併の正当性を主張しており、企業結合審査を通じて経営統合に待ったをかける公正取引委員会に真っ向から反論している。公取委も従来のスタンスを崩す気配はなく、両者の溝は深まるばかりだ。

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