特集人生100年時代の生保リテール戦略

超低金利と技術革新が迫るチャネル戦略の再構築

各社販売組織の足腰の強さの違いが鮮明になる可能性も

キャピタスコンサルティング マネージングディレクター /植村 信保

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

大手4社に代表される歴史の長い日本の生命保険会社は、日本銀行の大規模な金融緩和政策に伴うイールドカーブの極端なフラット化に直面すると同時に、保険ショップのような第三者チャネルの台頭、保険に対する顧客の意識やニーズの変化、さらにはフィンテックの保険版であるインシュアテックがもたらしうる影響など、従来のビジネスモデルを揺るがす市場の変化への対応を迫られている。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

うえむら のぶやす
安田火災海上保険(現損保ジャパン日本興亜)、格付投資情報センター(R&I)、金融庁(任期付職員)を経て、12年11月にキャピタスコンサルティングに参加。東京大学文学部西洋史学科卒業。博士(学術、早稲田大学)。日本証券アナリスト協会検定委員。