イボットソン・アソシエイツ・ジャパン 『投資信託事情』 編集長 /島田 知保
イボットソン・アソシエイツ・ジャパン 『投資信託事情』 編集長 /島田 知保
投稿日2019.08.19. /週刊金融財政事情 2019年8月19日号
金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループによる報告書「高齢社会における資産形成・管理」が6月3日に公表され、メディアやSNSなどが「老後資金の2,000万円不足問題」と騒ぎ出し、“大炎上”した。政府は報告書の受取りを拒否し、ワイドショーは連日この問題を取り上げた。しかし、同報告書は想定以上に衆目を集めたことで、図らずも報告書の狙いどおり多くの人が「自らお金について考える」きっかけとなった。
しまだ ちほ
95年から投資信託の専門誌「投資信託事情」発行人・編集長。12年金融審議会「投資信託・投資法人法制の見直しに関するワーキング・グループ」、16年から同「市場ワーキング・グループ」などの委員を務める。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年8月19日号