新聞の盲点

急上昇するドル調達コスト、邦銀は難局をどう凌ぐのか

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ドル調達コストの上昇が日本の金融機関を苦しめている。今年度の中間期決算で前年同期比2割の減益となった農林中央金庫は、その主因として高まるドル調達コストを挙げる。海外融資を増やしてきた大手行にとっても、ドル調達のコスト増は大きな痛手だ。調達コストは今後も上昇すると見る向きが強く、カバードボンドの発行など調達手段の多様化に乗り出す動きも見られる。ドル建て資産を持つ金融機関では、調達手段の安定化や多様化に向けた取組みが求められている。

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