編集部
投稿日2018.10.01. /週刊金融財政事情 2018年10月1日号
貸出シェアなどがネックとなり、2年超にわたって膠着(こうちゃく)状態にあった長崎県の地銀2行の経営統合がようやく承認された。これを機に同一地域内における再編が進むと見る関係者は多い。地銀が再編を選択する最大の要因は「収益の低迷」にある。持続可能性のあるビジネスモデルを描けない地銀にとって、他行との経営統合は有力な選択肢になるが、救済する側の有力地銀も経営体力が弱まっている。はたして地銀再編は加速するのか。
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