特集加速するか地銀再編

長崎地銀の統合承認で県内合併は進みやすい環境に

金融庁が掲げる「探求的対話」が地銀再編の起爆剤にも
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貸出シェアなどがネックとなり、2年超にわたって膠着(こうちゃく)状態にあった長崎県の地銀2行の経営統合がようやく承認された。これを機に同一地域内における再編が進むと見る関係者は多い。地銀が再編を選択する最大の要因は「収益の低迷」にある。持続可能性のあるビジネスモデルを描けない地銀にとって、他行との経営統合は有力な選択肢になるが、救済する側の有力地銀も経営体力が弱まっている。はたして地銀再編は加速するのか。

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