解説

FATFが示す暗号資産分野におけるマネロン対策の方向性

V20大阪サミットで明らかになった暗号資産ガイダンス遵守への諸課題

SBI VCトレード コンプライアンス部 弁護士 /竹内 辰介

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V20大阪サミットが6月28日・29日の2日間にわたって開催された。FATF暗号資産ガイダンス制定の意味や実務への影響、なかでもトラベル・ルールの遵守方法について活発な議論が交わされた。本稿では、同サミットにおける議論の概要と業界への影響を中心に解説する。

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たけうち しんすけ
00年慶応義塾大学法学部法律学科卒。01年弁護士登録。長島・大野・常松法律事務所、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ、JPモルガン法務部などを経て、18年からSBI VCトレードに所属。