インタビューコンコルディア・フィナンシャルグループ 川村 健一 社長

従来の銀行を超えた存在へ

フィービジネス重視の経営でROEを高める
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現在の貸出業務は、最低限必要なリターンを上げることが困難な状況だ。当グループは2019年度からスタートした新たな中期経営計画の期間中、貸出の周辺業務であるフィービジネスを強化することでROE(自己資本利益率)の改善を図る。高いリターンを得られる海外ビジネスも拡大していく。PBR(株価純資産倍率)が低迷している状況を受け止め、健全性を維持しながら資本効率向上を図り、柔軟な株主還元を行う。また、規制緩和に応じて、従来の地方銀行の枠を超えたビジネスにも取り組んでいく。

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