現在の貸出業務は、最低限必要なリターンを上げることが困難な状況だ。当グループは2019年度からスタートした新たな中期経営計画の期間中、貸出の周辺業務であるフィービジネスを強化することでROE(自己資本利益率)の改善を図る。高いリターンを得られる海外ビジネスも拡大していく。PBR(株価純資産倍率)が低迷している状況を受け止め、健全性を維持しながら資本効率向上を図り、柔軟な株主還元を行う。また、規制緩和に応じて、従来の地方銀行の枠を超えたビジネスにも取り組んでいく。
現在の貸出業務は、最低限必要なリターンを上げることが困難な状況だ。当グループは2019年度からスタートした新たな中期経営計画の期間中、貸出の周辺業務であるフィービジネスを強化することでROE(自己資本利益率)の改善を図る。高いリターンを得られる海外ビジネスも拡大していく。PBR(株価純資産倍率)が低迷している状況を受け止め、健全性を維持しながら資本効率向上を図り、柔軟な株主還元を行う。また、規制緩和に応じて、従来の地方銀行の枠を超えたビジネスにも取り組んでいく。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年8月5日号