新聞の盲点

老後資金問題の影響軽微も、サプライズが目立った金融庁人事

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6月16日には早々と財務省幹部人事の〝新聞辞令〞が行われたが、金融庁長官の留任報道は正式発表直前の7月に入る日までずれ込んだ。それまで老後資金問題の影響を推し量り、虚実入り乱れた憶測が飛び交っていたためだろう。サプライズだったのは、財務省大臣官房秘書課長から監督局審議官に就任した伊藤豊氏、そして監督局総務課長から総合政策局審議官へと〝2階級特進〞を果たした堀本善雄氏。ほかにも総務課長以上で入れ替わりの激しい大幅な人事異動となった。

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