特集LIBOR危機を回避せよ!

米欧で進むLIBOR公表停止への対応

米国・英国では20年中に主要な施策がほぼ完了へ

シティグループ証券 市場部門 市場企画管理部 ディレクター /渡辺 敦也

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米国・英国では、官民一体となって、2021年末以降のLIBOR公表停止に向けた準備を当初計画よりも前倒しで進めており、20年中には主要な施策がほぼ完了する見通しだ。欧州においても、今年10月からRFRの公表を開始し、事実上の移行を完了するなど、米英の動きに追いつくべく準備を加速させている。

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わたなべ あつや
早稲田大学政治経済学部卒。米国カーネギー・メロン大学MBA取得。90年富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。JPモルガングループを経て、17年6月からシティグループ日本拠点の市場部門における金融規制改革関連のスペシャリストおよびフロント・オフィスにおける内部管理担当。現在、ISDA東京の店頭デリバティブ規制作業部会およびクレジットデリバティブ委員会等の共同議長のほか、JSCC(日本証券クリアリング機構)金利スワップ運営委員会委員を務める。