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人口減少社会で求められる地域医療提供体制の再設計

医療再生に向けた病院事業再構築のための新たな処方箋

KPMGヘルスケアジャパン 代表 パートナー/KPMGジャパンヘルスケアセクター 統轄パートナー /松田 淳

KPMGヘルスケアジャパン パートナー /山口 結花

投稿日2026.09.18. /週刊金融財政事情

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病院経営の悪化が全国で深刻化している。人口減少と医療需要の変化が進むなか、建設費高騰などの物価高も加わり、従来の病院単位の経営改善や病床削減だけでは対応が難しくなっている。今後求められるのは地域単位での医療機能や人材、設備を再配置する統合・再編による医療提供体制の再設計である。本稿では先進事例を踏まえ、人口減少社会における地域医療再生の方向性と、地域金融機関に期待される新たな役割を考察する。

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まつだ じゅん
日本長期信用銀行に13年間勤務し、主に投資銀行業務に従事した後、02年にKPMGヘルスケアジャパンに参画。医療機関やシニアリビング事業者、製薬企業などを含むヘルスケア産業に関連する事業体の戦略立案、投資・ファイナンス、事業再編、事業再生に関するアドバイザリーサービスに従事。広島県立病院機構評価委員。北里研究所・北里大学参与(病院経営改革担当)。東京科学大学医療イノベーション機構特任教授。

やまぐち ゆか
九州大学において医療・心理学関係のデータ分析・調査研究業務、事業会社の医療コンサルティング部門において病院買収、および買収後病院の経営企画部門においてPMI業務に従事した後、18年10月にKPMGヘルスケアジャパンに参画。病院経営改革や地域医療構想、医療機関再編支援を専門とするほか、病院の事業計画策定、事業再生支援に従事。