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今後の日銀利上げの動向を占う上でカギを握るFRBのかじ取り

ABC経済研究所 代表エコノミスト /熊野 英生

投稿日2026.07.03. /週刊金融財政事情

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日本銀行は6月の金融政策決定会合で、政策金利の誘導目標を0.75%程度から1.00%程度に引き上げる追加利上げを決定した。だが、かえってドル高円安傾向を強め、7月3日時点での為替レートは1ドル161円前後で推移している。政府は4月末~5月初旬にかけ、12兆3,000億円のドル売り円買い介入を実施したものの、その効果はごく短期間で消失した。このドル高円安トレンドは既往の原油高と相まって、今後の国内インフレを加速させよう。1年に2回という従来のペースでは円安に歯止めがかからないことが明白になるなか、次の日銀利上げがいつになるかが注目される。

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くまの ひでお
90年横浜国立大学経済学部卒、日本銀行入行。00年第一生命経済研究所(現第一ライフ資産運用経済研究所)入社。11年主席エコノミスト。26年7月から現職。専門は金融政策、財政政策、為替・長短金利、経済統計。