特集シップファイナンスの羅針盤

激しい国際競争下でのわが国造船業の現状と今後の方向性

カーボンニュートラルの潮流が競争力向上へのゲームチェンジに

国土交通省 海事局 船舶産業課 課長 /吉田 正則

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造船業は、本誌の読者にとってなじみが薄い分野だとも思われる。ただ、わが国にとっては、エネルギー安全保障や経済安全保障の観点からも極めて重要な役割を担っている。本稿では、日本の造船業の役割やその現状、カーボンニュートラルへの動きが与える影響など、近時のトピックを踏まえた上で、今後の国内造船業の発展に向けた方針等について解説する。

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よしだ まさのり
96年神戸大学工学部卒業、運輸省(現国土交通省)入省。建設省(現国土交通省)河川局海岸室、在ニューヨーク総領事館、国土交通省海事局船舶産業課国際業務室などを経て、24年7月から現職。