ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員 /三浦 祐介
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員 /三浦 祐介
投稿日2025.06.13. /週刊金融財政事情 2025年6月17日号
第2次米トランプ政権下で、米中摩擦は再び激しい展開を見せている。関税の応酬は一時泥沼化の様相を呈し、世界経済の不確実性を大きく高めたが、足元では交渉が再開され、小康状態となっている。本稿では、米中摩擦の展開を振り返った上で、中国を取り巻く経済情勢や、米中貿易のアジェンダ(議題)を確認して今後の動向を展望する。
みうら ゆうすけ
06年みずほ総合研究所(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)入社。09年アジア調査部中国室、10年に北京語言大学留学後、16年からみずほ銀行(中国)有限公司出向、20年人事部。23年ニッセイ基礎研究所入社。
掲載号 /週刊金融財政事情 2025年6月17日号