解説

資産所得倍増に向け解消すべき「金融版ラストワンマイル」問題

資産運用立国実現へフィンテックと生成AIが果たすべき役割

フォーハンドレッド・エフ CEO /中村 仁

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政府の「資産所得倍増プラン」では、家計の資産運用の促進を通じて、長期的な資産所得の増加を目指している。しかし、資産運用に関する知識不足やそこから生じる心理的な不安・抵抗によって、なかなか1歩目を踏み出すまでに至らない人が多い。いわゆる「金融版ラストワンマイル」問題であり、その解消は喫緊の課題といえる。本稿では、フィンテックや生成AIの活用、健全な金融情報の発信の必要性について考察し、持続的な資産運用環境の実現に向けた方策を探っていく。

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なかむら じん
野村証券入社後、野村資本市場研究所ニューヨーク事務所出向。帰国後、野村証券での戦略立案などに従事。お金のデザインCEOを経て、18年から400F(フォーハンドレッド・エフ)CEO。日本金融サービス仲介業協会代表理事会長。