特集進む人事制度改革

「JTC」から脱却し、変貌を遂げる金融機関の人事制度

制度改定後に積極的な運用を通じて会社の“本気度”を示せ
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新卒一括採用や数年ごとの全国転勤は、金融機関の働き方の典型例だった。しかし足元では、共働き世帯の拡大や現役世代の介護負担の増加、若者の転勤忌避感の強まりなどを背景に、金融機関の人事制度が変革を迫られている。これまで「JTC」(ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー)とやゆされてきた金融機関の働き方やキャリアパスも多様性を帯びつつある。事業領域の拡大やデジタル化の進展により、専門人材に対するニーズも増すなか、金融機関はいかに対応しようとしているのか。金融機関の人事制度改革の背景や狙い、今後のあるべき姿を追った。

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