特集資金決済 新時代の足音

決済高度化に向けて再始動する全銀システム改革

運営の安定性だけでなく、柔軟性の高いシステム構築を目指す

全国銀行資金決済ネットワーク 業務部次長 (業務開発グループ長) /黒木 大輔

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全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2024年10月に、次期システムとなる第8次全国銀行データ通信システム(全銀システム)の28年5月稼働を目指して開発に着手すると公表した。そこで本稿では、第8次全銀システムの概要を示しつつ、関連する他のプロジェクトの進捗状況および全銀システムの今後の展望(ロードマップ)について解説する。

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くろき だいすけ
08年全国銀行協会に入社。事務システム部、全銀ネット出向、企画部、信用情報部を経て、23年から現職。8Z開発プロジェクトのプロジェクトマネージャーとしてシステム開発のプロジェクト管理業務に従事。