解説

金融・保険業における障害者雇用の現状と求められる環境整備

働きやすい職場づくりに加え処遇面での「やりがい」も重視せよ

日本総合研究所 創発戦略センター スペシャリスト /小島 明子

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厚生労働省によれば、2023年6月における法定雇用率達成企業の割合は50.1%にとどまる。なかでも「金融・保険業」の法定雇用率の達成企業の割合は、全17業種の中で5番目に低い。金融機関にとって、障害者雇用は今後取り組むべき課題の一つといえる。本稿では、厚労省の調査結果などを踏まえ、金融機関における障害者雇用の現状と課題について整理したい。

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こじま あきこ
民間金融機関を経て日本総合研究所に入社。多様な働き方に関する調査研究に従事。東京都公益認定等審議会委員。著書に『中高年男性の働き方の未来』(金融財政事情研究会)等。