第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト /熊野 英生
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9月初めに日米株価が再び大きく調整した。それだけに9月以降の日米金融政策は注目である。今後の日米の金融政策運営は、利上げの日本と利下げの米国という「ねじれ」状況が発生する可能性が高い。本稿では、こうした視界不良の状況に切り込んで今後の市場動向シナリオについて考察していく。
くまの ひでお
90年横浜国立大学経済学部卒、日本銀行入行。00年第一生命経済研究所入社。11年から現職。専門は金融政策、財政政策、為替・長短金利、経済統計。
掲載号 /週刊金融財政事情