新聞の盲点

「金利がある世界」で真価が問われるデジタル時代の預金戦略

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金利上昇局面では、金融機関にとって粘着性のある預金の重要性が増している。そこで大手銀行やネット銀行が進めるのが、利便性や付加価値の向上に重きを置いた預金戦略だ。他方、デジタルシフトに後れを取る金融機関は打開策に乏しい。地方では今後、人口減少や相続による預金流出がさらに加速し、預金獲得のため金利引き上げに迫られる可能性もくすぶる。そうしたなか、資産サイドで金利上昇の恩恵を享受できなければ、預金コストの増加で収益が圧迫されかねない。

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